2014年1月8日水曜日
短編小説 from 沖縄

とあるブログに辿りついてようやく火種を抑える処方箋のような方向性が見えてきた時のことだ。

ふと思い出した。


そう。このブログの存在のことだ。
4年半という間を置いて、回顧すべき節目が来たのだと過去のログ(数件)を閲覧。

何の進歩もしていない自身にがっかりと安堵を覚えながらホテルを後にした。

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外は気温20°でどうにもコードが邪魔くさいと感じたその時、
ふとしたポイント(光景)が視界をよぎった。

それは檻に入った外国人だったのだ。
看板には漢字ばかりの文字で何か説明文らしいものが並んでいる。

何をしたというのか。
なぜこの地にいるのか。

そして俺はもう何度も通っているこの道で、
この得体の知れない何かに本日気が付いたのか!

朝に熟慮している猶予など無い。


そう。俺は観光ではない。仕事で来ている身だ。

俺の仕事とは何か。

点と点を結んで綺麗な線を描くことではないのか。

--太古の昔、夜空に光る星を見て点と点をなんとなく繋いだものが
--後生に伝わっているが如く!!

カッコだけはつけておかないと。な。
*/

ガラス張りのビルを闊歩している自身を見る。

いや、だから今日は暑いコートが邪魔くさいのだ!
そう。だってマフラーも…

ホテルに置いてきてしまった。

そんなもんだ。まぁ、良い。
取りに戻る際、あの外人に話かけてみよう。



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